社用車の中で、社員同士が不正に関わるような話をしているのではないか、と不安を感じたことから寄せられた相談です。実際の相談内容をもとに、どのように考えていくかを整理しています。
車での通勤中かは定かではありませんが、
社員の2人が悪事の打ち合わせをしていると思われる状況があります。
この事実を確認するため、
それぞれの車内にボイスレコーダーを設置し、
2台分の録音を後からタイミングを合わせて再生すれば、
会話として成立する形で確認できるのではないかと考えています。
録音期間は、2週間ほどを想定しています。
この期間録音できれば、
証拠として十分な内容が得られるのではないかと考えています。
社用車のため、
機材を設置すること自体は問題なく行える状況です。
仕掛ける場所や、
今回の用途に適した機種、
また、このようなケースで気を付けるべき点などがあれば、
アドバイスをいただけると幸いです。
それぞれの車内で録音し、
あとから2台の音声を並べて確認する方法は、
実際の相談でも検討されることのある手段です
設置場所については、車内であれば基本はシート下になります。
開放された空間で、会話音が届きやすく、日常的に触られにくいためです。
トランク内に設置する場合は、車の構造を確認する必要があります。
完全に密閉されたトランクでは音がこもりやすく、
後部座席と空間がつながっている構造の車に限られます。
コンソールボックスについては、
開け閉めはできても内部が密閉されるタイプの場合、
音がこもりやすく、設置場所としては適していません。
一方で、開け閉めはあっても内部が完全に密閉されない構造で、
奥に固定できるスペースがある場合は、
設置場所の選択肢に入ることもあります。
設置の際は、
本体がそのまま見えない状態にしておくことで、
第三者に気付かれるリスクを抑える、
という考え方があります。
靴下などの布製のものに入れたり、
メッシュ素材の筆箱に他の筆記用具と一緒に入れておく、
といった方法です。
機種については、
長時間録音に対応したボイスレコーダーが前提になります。
ただし「長時間」といっても無制限ではなく、
実運用では5日程度ごとに電池交換が必要になります。
今回のように2週間の録音を想定する場合、
期間中に数回、電池交換を行いながら運用する前提になります。
補足として、
5日程度の連続録音は、
本体を満充電したうえで外部バッテリーを併用した場合の目安になります。
そのため、充電中も音声を途切れさせずに記録したい場合は、
1台を充電している間に、もう1台で録音を続ける、
といった形で複数台を交互に使う運用を取ることもあります。
今回のようなケースでは、
必要に応じて2台を1組として運用することで、
空白期間を作らずに記録を続けることが可能です。
今回のようなケースでは、
先に設置環境と運用期間を整理しておくことで、
その後の判断がしやすくなります。
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