盗聴器

盗聴器には、録音式・電波式・特殊用途の機材など、いくつかの種類があります。それぞれ特徴や適した環境が異なるため、状況に合わせて選ぶことが大切です。このページでは種類ごとの違いや用途別の選び方をまとめています。

電波式盗聴器

電波式盗聴器は、室内の音声を電波で飛ばし、離れた場所にある受信機でリアルタイムに聞けるタイプです。壁や家具などの障害物があっても届きやすく、一般的な設置環境ならおおむね 50〜100m 程度の受信が可能です。

コンセント型・電源クリップ型・電池式など形状の種類があり、目的や設置場所に合わせて選べます。また、同じ建物内でも最大 3 台まで同時に設置でき、リビング・寝室・書斎など複数地点の音を分けて確認できます。

録音については、録音機能を内蔵した受信機を使えば、そのまま簡単に記録できます。より長時間の録音が必要な場合は、受信機に外部録音機を組み合わせることで、長時間の記録にも対応できます。

リアルタイムで状況を把握したい方や、離れた場所から会話を確認したいケースに向いており、「その場で音を聴ける」という点が最大の特徴です。

名称品番価格(税込)	電源	動作時間	設置方法
三角タップ型 TX-110T 人気 42,000円	AC100V	半永久	コンセントに差す
平形タップ型 TX-110F 42,000円	AC100V	半永久	コンセントに差す
テーブルタップ型 TX-110W 46,200円	AC100V	半永久	コンセントに差す
電源クリップ型 TX-110C 46,200円	AC100V	半永久	コンセント裏
カード型 TX-BC 38,500円	ボタン電池	40時間	隠す
ボックス型 TX-RB 38,500円	充電式	60時間	隠す

ボイスレコーダーは、周囲の音をその場で録音し、あとから再生して確認できるタイプの録音機です。高感度マイクを搭載しているため、小さな声や聞こえづらい会話も拾いやすく、調査環境での録音に向いています。用途に合わせて、長時間録音モデルや小型・偽装型などから選べます。

画像	品番価格（税込）	録音容量	電池寿命		自動録音方式※1	受信機接続	備考
画像	品番価格（税込）	録音容量	録音時	待機時	自動録音方式※1	受信機接続	備考
	VR-8V 22,330円 ※当店推奨	1,152時間	120時間	-	VOS	可	超小型ボディ 5日間の連続録音可マイク感度が最も良い録音機
	VR-8S 23,100円	1,040時間	13時間	31日間	SVOS	可	小型待機最大31日間
	VR-P8S 23,100円	288時間	31時間	30日間	SVOS	不可	ペン型待機最大30日間

※1　自動録音方式
自動録音とは周囲が無音時に自動的に録音を一時停止し、音を検知すると再開する機能です。無音状態の録音をカットでき、録音内容の確認作業が効率的になります。

VOS	無音時には録音を一時停止、音を検知すると録音を再開します。一時停止中も本体は起動しており、電池は録音中と同様に消費します。この機能のON/OFFに関わらず電池寿命は変化しません。
SVOS	無音時には録音を一時停止して本体が待機状態になり、音を検知すると本体が起動して録音を再開します。この機能をONにしていると、無音時に本体が待機状態となるため電池寿命が延びます。（注意）待機時間は最大値です。録音動作によって電池を消耗すれば待機可能時間は減少します。

コンクリートマイクは、壁や床の振動を拾い、隣室の音や会話を聴き取りやすくする集音機です。壁越しの音を補足する専用マイクを使用するため、一般的なレコーダーでは拾いにくい微細な振動もキャッチできます。

聞こえ方は壁材や厚み、建物構造によって変わります。振動が伝わりやすい環境では効果を発揮しやすく、振動が抑えられる構造では音が弱くなる場合があります。

製品によって録音機能を内蔵したモデルや、急な大音量を抑える安全機能を備えたモデルもあります。また、ピンマイクは細かな振動を拾いやすく、フラットマイクは扱いやすい構造のモデルとなっております。