このページでは、人気のあるコンセント型盗聴器について、使い方や仕掛け方などを詳しく解説します。
このページの対象となる盗聴器
コンセント型盗聴器は家庭用100Vコンセントに差し込んで使用します。
まずは仕掛けたい部屋のコンセントの場所を確認してください。
どのコンセントに差し込むか悩んだ時は、部屋の中で会話に近そうなコンセントでなおかつ目立ちにくい場所を選びましょう。
なお、盗聴器のマイク感度はおよそ周囲5mです。
違和感に気を付けましょう
コンセント型盗聴器の外観は市販のコンセントと見分けがつかないほど自然です。しかし、いくら自然であっても今まで無かったコンセントが差し込まれていたら、注意深い人なら不自然だと感じるかもしれません。
理想的なのは、現在使用されている三穴コンセントと入れ替えることです。まずはお部屋のコンセントをしっかり観察し、入れ替え可能なコンセントがないか確認しましょう。
コンセント型盗聴器は三穴コンセントとしても実際に使用できますので、簡単に入れ替えが可能です。
入れ替えられる三穴コンセントがないときは、家具の裏やカーテンの裏などに隠れているコンセントに平型コンセント盗聴器を差し込む方法もあります。
*部屋にコンセントがない場合やコンセントへの設置が難しい場合には、電池式盗聴器や録音機や壁マイクなど電池で作動する盗聴器をご検討ください。
盗聴器の本体裏には電波のバンドを意味するアルファベットのシールが貼り付けられています。このシールがあると不自然なので、使用前に剥がしておくことをお勧めします。
バンドを忘れないように
シールを剥がしてしまうと、盗聴器のバンドがA、B、Cのどれだったのか、見ただけではわからなくなります。忘れてしまわないようにしっかりメモしておきましょう。
*購入前に当店の会員登録(無料)を済ませておくと、マイページの購入履歴からバンドを確認することが出来ます。
コンセント型盗聴器は三角コンセント型、平型コンセント型、テーブルタップ型の3種類がありますが、設置方法はすべて同じでAC100Vコンセントに差し込むだけです。
電源のオンオフ操作や電池交換などは必要なく、差し込んでいる間は半永久的に使用できます。
コンセント型盗聴器の周囲で発生している音を聞く時は、受信機と呼ばれる機器を離れた位置で使用します。受信機には受信時の音質がやや劣る多機能受信機(DJ-X8)と高音質で聞ける専用受信機(R-3S・R-3SCがあります。音声を聞くだけという用途ならDJ-X8でも十分ですが、証拠用として音声を録音する場合は、高音質で受信・録音できるR-3Sをお勧めします。
※今回はR-3Sを使って解説します。
受信機の組み立て方の手順は下記のとおりです。
受信機の組み立てが終わったら、盗聴器の電波を受信するために受信機のバンドスイッチを盗聴器のバンドに合わせます。
バンドの設定を間違えてしまうと盗聴器の音が聞こえませんので、間違えないように気をつけましょう。
受信するバンドの設定方法の具体的な手順は下記のとおりです。
離れた位置で盗聴器の電波を受信する場合、盗聴器の電波飛距離を考慮する必要があります。
盗聴器を共に生活している相手の部屋に仕掛け、別室で受信する分には問題ありませんが、屋外で受信する場合は、電波飛距離の範囲内で受信してください。
盗聴器の電波飛距離は、それぞれ異なります。詳細は下記のとおりです。
品番 | 形状 | 電波飛距離 |
---|---|---|
TX-110T | 三角コンセント型 | 100-200m |
TX-110TS | 三角コンセント型 | 50-100m |
TX-110F | 平型コンセント | 100-200m |
TX-110W | テーブルタップ型 | 100-200m |
TX-110C | クリップ型 | 100-150m |
TX-BB | ボックス型 | 50-100m |
関連の記事:盗聴器を仕掛けた場所からどれくらい離れて盗聴できますか?
盗聴した音声を録音するときは、受信機と録音機をコードで接続して録音します。
録音しておくと、証拠用として音声ファイルを保存したり、聞き取りづらかった部分を何度も聞き直したり出来るのでお勧めです。
受信機と録音機を接続したら、録音機のモードを選択して起動させます。
REC-4G-Lには周囲の音を録音し続けるNORモード(通常録音)と、周囲で発生する音を感知して自動的に録音し、周囲が無音になると録音を停止するSVOSモード(音声監視)の2種類があります。モードの選び方としては外部電源で使用する場合はNORモード、電池で使用する場合は消費電力の少ないSVOSモードをお勧めします。
※今回はSVOSモード(音声監視)を使用する前提で解説します。
▶解説内で使用したアイテムが気になる方は、コチラからご覧ください。