盗聴器の概要と種類

2019年3月29日

盗聴と一言で言っても、立聞きも盗聴です。

ここでは、「盗聴器」の概要、使い方や使用例を分かりやすくご説明します。

盗聴器を知らない方や興味がある方に役立ててもらえれば幸いです。

盗聴器とは何か

盗聴器とは、物音や会話を「盗み聞き」をするための機器。

盗聴器は、別名「盗聴発信器」や「発信器」とも呼ばれ、情報を内密に収集することに特化した機器となります。内部構造としては、電源、集音、送信部などで構成されています。マイク部分には、高感度マイクを使用し、より多くの「音」を収集し、電波により発信します。

盗聴の目的

盗聴する人の目的には、様々な理由で使われていますが、主に

  • 浮気・不倫を自分で調べる
  • 家庭内問題の解決
  • 企業の動向調査
  • 盗聴マニア
  • 騒音問題

などの目的で使われています。

盗聴器の種類

電話線や家庭用100Vコンセントの電源を利用して、半永久的に電波を発信し続ける「寄生タイプ」と電源に電池を使用する「電池タイプ」の2種類となります。

半永久的に電波を発信する特徴を持つ「寄生タイプ」

コンセント型盗聴器や電話回線用の盗聴器は、「寄生タイプ」に分類され、家庭用100Vコンセントや電話線の電源に依存するため、設置場所が制限されるのが特徴。

設置場所を選ばない「電池タイプ」

「電池タイプ」は、「寄生タイプ」のように電源に依存しないため、設置場所を選ばずに設置できる特徴を持っています。

「電池タイプ」の弱点でもある電池寿命も、電子部品の小型化や音声起動機能により、電池寿命を劇的に延ばすことが可能となっています。

隣室の会話の盗聴に最適なコンクリートマイク

コンクリートマイクとは、壁、扉、窓越しの声や物音を盗聴するための機器です。壁に耳を当てると微かではあるが、確かに聞こえるという経験はないでしょうか。

その「微かに聞こえる」の部分を「明確に」できるのがコンクリートマイクです。 音というのは、空気を振動させることで発せられ、振動は波となります。そしてその波は、壁に当たると同時に反射の繰り返しです。

音の波が壁に当たったときに壁を僅かですが振動させ、その振動をコンクリートマイクで拾って集音し、盗聴します。

車内の会話は録音盗聴器

録音盗聴器とは、ボイスレコーダーを使用し、相手に気づかれずに録音盗聴することです。

盗聴器では、盗聴できない車内の会話の盗聴を目的としています。通常のボイスレコーダーとは異なり、「音声起動機能」を搭載することにより、電池寿命を劇的に延ばせるようになっています。

「音声起動機能」とは、音声を感知すると自動で録音してくれる便利な機能です。電子部品の小型化が進み、録音盗聴器としても使うことが可能なほどコンパクトに設計されています。

対談や密会にはペン型ボイスレコーダーなどの偽装品タイプがオススメです。

まとめ

盗聴器の種類は、上記以外にも「レーザー盗聴器」や「超指向性マイク」も存在しています。

「超指向性マイク」は、野鳥の声を聞くときに使われていますね。残念ながら当店に指向性マイクは、置いていません。

欲しいと思ったら「指向性マイク 野鳥」と検索していただくと、販売しているところがあるかもしれません。